国際青島太平洋マラソン

今年も国際青島太平洋マラソンに後藤研の勇者たちが参加してまいりました!
「なぜ後藤研が?」という質問は禁止ですよ、参加者全員がそう思ってますから!

己の限界を知るため、強くなった自分を試すため、卒業前の思い出として、ノリで、断れなかったから、
強制と思ってたから、地鶏を食べるため、ダイエットのため、運転手として

など、それぞれが信ずるべき大義名分をかかえ、熱き血を滾らせ、決戦の地、宮崎へと乗り込みました。


フルマラソンにチャレンジした猛者は、
トレーニングでこけて怪我した嶋田さん、ちょうど走ることに飽きてやっぱりチャリが良い南畑さん、
直前にトレーニングしすぎて重症の金子さん、卒業前に大輪の花を咲かせるべく木原さん、
オセロ尾上、カンボジアで鍛えた生津、全盛期であれば間違いなくトップ2の多田と庄田、
なぜか坂ダッシュをトレーニングしていた村上、
そんなことよりテーマ変更が心配な岩城、バスケ部だったことを信じてもらえない森

ハーフマラソンにチャレンジしたつわものは、
TSUTAYAに走っていく安部ちゃん、運転手馬場を叱咤激励 (?) する今村ちゃん、
こんなことより球技の方が楽しい中元ちゃん

あと、運転手として地元民の馬場 (VAVA) で出発しました。


前日の朝出発し、まずは宮崎のコスモス牧場へと向かいました。
どうしても牛の乳搾りがしたい計画係りの多田が大多数の反対を押し切って行くことに決めました。
昼食はコスモス牧場内にて宮崎牛などおいしい料理を食べ放題でたくさんたくさん食べました。
バッテリーカーに乗ったり、スーパースライダーで滑ったり、牛の乳搾りをしたり、
動物 (ウサギ、豚、馬、牛、ヤギ、なんか小さい可愛いヤツ) と戯れたり、その場にいた子供を泣かせたり、
とても楽しかったです。

牧場を出ると、次はフルマラソンの37km地点である青島神社へ行きました。
大自然の産物である鬼の洗濯岩を前にして、
「これ絶対人工物やな」と失礼なことを言っていました (by 庄田、村上)。
そして神社にて、明日死にませんように、とお願いしたり、恋愛おみくじをひいたりしました。
今想ってる人を忘れるべき的なこと書かれていた馬場、ドンマイ!

夜は地鶏が食べれる居酒屋でおいしく食べ飲みして、次の日にそなえました。
嶋田さんはビール一杯で今にも寝そうになってました、運転お疲れ様です。


そして、翌日12月12日ついに決戦のときがやってきて、
緊張、期待、不安、さまざまな気持ちが入り混じる中、マラソンがスタートしました。
たくさんの地元の方々に応援されながら走れるこのマラソン、人情、自然が豊かな宮崎を走りました。

スタート時「一歩目ですでに痛かった。」、スタート後の序盤の序盤で「俺の足がこんなに痛いとは
気づかなかったぜ」と名言を残し、不戦敗気味だったのは金子先輩。
直前にトレーニングしすぎて足を痛めたのがやはり厳しかったのか、ゴール地点まで
走りきることはできませんでした。しかし、意地でもハーフ地点まで行くと心に誓い、
足を引きずりながらも制限時間ギリギリでハーフ地点まで行った先輩はかっこいいです!

ハーフマラソンで最初にゴールしたのはカジュアルシューズで走りきった安部ちゃん、来年は
ランニング用シューズで出場しようねー。そしてテンションの低さで馬場に写真を撮らせなかった今村ちゃん、
ゲストランナーのワイナイナに肩を叩かれ応援された中元ちゃんも、
苦しくもあきらめることなく時間内にゴールすることができました。

フルマラソンでなんとか最初にゴールしたのは私村上でしたが、そんなことはどうでも良かったのでしょう、
ゴール付近にはハーフが終わった子も写真係りの馬場も誰もいませんでした。
続いて続々と後藤研のメンバーがゴールし、惜しくも金子さんはゴールできませんでしたが、
ほかのメンバーはみんなゴールすることができました。
経験値が高い嶋田さん、歩くことなく走り続けた南畑さんはさすがに速かったです。
自分のペースを守った木原さんや、破裂しそうな痛みを我慢しあきらめずゴールを目指した他のメンバーも
無事にゴールできて良かったです。特に多田は本当にきつそうでしたね。
「これはスポーツじゃない、拷問や (by 庄田)」

全員ゴールしたあとはみんな足を引きずりながらも銭湯に行き、夕食にチキン南蛮を食べました。
そして全員歩き方がロボコップのようになっていましたが、なんとか無事に福岡に帰り着きました。


翌日ももちろん足は治っているはずもなくロボコップのまま大学に行きました。
大学院セミナーの発表者だった生津、馬場も大変だったと思いますが、院セミでのMVPは、
立ったまま出欠確認表にチェックをすることができず、ひざまずいてチェックをし、そのまま立ち上がれず
四つんばいのまま教室を移動していた勇者の森クンでしょう。「さすがにオレ他人のフリするわ (by 庄田)」

必ずしも人生で体験する必要のない体験をした私たちですが、
この経験は決して無駄にはならないと思いますし、またいろんな面で大きく成長できたのではないでしょうか。
人の記憶とは不思議なもので、あんなに苦しかった記憶は次第に薄れていき、
残るのは前日の楽しかった記憶やゴールの達成感ばかりです。
そしてあの苦しみを忘れた阿呆どもが来年もまた走ろうと言い出すのでしょう。
コスモス牧場
青島神社 & 飲み会
マラソン大会
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